No.08 生態ピラミッドを分析してみる


3年D群 5/27(水)・6/1(月)

 

授業の目標

①生態ピラミッドを説明できる。

②エネルギー効率を計算できる。

 

重要な語句

 

授業の内容

◎食物網を構成する生物を栄養分の取り方に注目して、段階的に分ける

栄養段階

例  三次消費者 ネコ

  二次消費者 スズメ

  一次消費者 ツバメシジミ

  生産者   シロツメクサ

 

◎栄養段階が上位になる程、個体数は減少傾向

→現存量・生産量についても同様の傾向

 

生態ピラミッド = 様々な値を栄養段階ごとに生産者から順に積み重ねたもの(教P.354 図4)

個体数ピラミッド

現存量ピラミッド

生産量ピラミッド


※教科書P.354 L.16-18

 しかし、まれに、現存量ピラミッドでも、海洋生態系では、逆にした形の生態ピラミッドになることがある。


◎生産者の物質生産 = 光エネルギー → (有機物中の)化学エネルギー

◎消費者 = 化学エネルギーを利用

◎生態系内のエネルギーは最終的に熱エネルギーとなり、生態系外へ出て行く

◎エネルギー量は栄養段階が高くなるほど、少なくなる(教P.355 表1)

エネルギー効率 = 1つ前の栄養段階と比較したエネルギー量の比

生産者のエネルギー効率[%] = (総生産量/太陽からのエネルギー量)×100

消費者のエネルギー効率[%] = (その栄養段階の同化量/1つ前の栄養段階の同化量)×100