No.01 生きるためには代謝が必要だ。


3年D群 4/9(木)

 

授業の目標

①代謝の分類ができる。

②ATPとADPの反応について説明できる。

 

重要な語句

代謝、同化、異化、炭酸同化、光合成、化学合成、窒素同化、呼吸、ATP、高エネルギーリン酸結合、ADP

 

授業の内容

◎生体内では様々な化学反応(=代謝)が行われる。代謝は大きく2つに分類される

異化…複雑な物質を分解して、簡単な物質にする過程でATPを合成する反応

※複雑な物質は化学結合が多い。化学結合にはエネルギーが含まれている

例)呼吸、発酵

同化…簡単な物質から、エネルギーを使って複雑な物質を合成する反応

例)炭酸同化(光合成、化学合成)、窒素同化


|代謝のポイント|

□異化をすると、ATPが合成される

□同化をすると、ATPが消費される

□異化・同化ともに酵素の働きで進行する


◎生体内のエネルギーはATPアデノシン三リン酸)という物質を仲立ちとする

…ATPの高エネルギーリン酸結合に大量のエネルギーが蓄えられている

→高エネルギーリン酸結合が切断されると、エネルギーが放出される

→その結果、ADPアデノシン二リン酸)とリン酸に分解される

…エネルギーができた時、ADPとリン酸を結合することで、ATPを合成する。