31 DNAの二重らせん構造は優れた構造です。


1MA 1/18(木)  1MB 1/14(木)  

授業の目標

①DNAのヌクレオチドの構成要素を説明できる。

②DNAの相補的な塩基対を書ける。

 

重要な語句(P.はベストフィット生物基礎)

DNA

…(デオキシリボ核酸)(DeoxyriboNucleic Acid)。ヌクレオチドの糖が(デオキシリボース)であり、(二重らせん)構造をとる。(遺伝子)の本体。

相補性

…(A(アデニン)と(T)(チミン)(RNAでは(U)(ウラシル))間、および

G)(グアニン)と(C)(シトシン)間のみで(塩基)間の結合がみられる性質。 

 

 

授業の内容

◎サットン「遺伝子は染色体上にある」(1902)

→その後の研究で、遺伝子はDNA上にあることがわかってきた。 

 

◎DNAの構成単位はヌクレオチドである。

…リン酸 + 糖(デオキシリボース) + 4種類の塩基のうち1つ

(アデニン)

(チミン)

(グアニン)

(シトシン)

…ヌクレオチドはリン酸と糖が結合して鎖状になる(=ヌクレオチド鎖)。

…2本のヌクレオチド鎖の内側で塩基同士が塩基対をつくる。

AとTGとCの組み合わせで塩基対ができる。

…塩基同士で相補性が見られる。

…DNA中のAとT、GとCの割合は等しい(シャルガフの規則)

→塩基対を形成すると、ヌクレオチド鎖が二重らせん構造になる。

(ワトソン・クリック、1953)

 

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